コロナ禍により、グラフィックボード(グラフィックカード・ビデオカード)不足がかなり深刻になってきています。グラフィックボードの購入も困難になり、高騰した価格でようやく入手できると言った状況です。
グラフィックボードが潤沢に市場に出回るまでまだまだ時間がかかると言われている今、グラフィックボードを待って自作するのではなく、BTOパソコンの購入を検討するのもいいのではないでしょうか?
BTO:Build To Orderの略で、受注生産を意味します。
基本構成のまま購入する事も出来ますし、自分好みにパーツ構成をカスタマイズして購入することも出来ますので、初心者からベテランまで幅広く利用できます。
グラフィックボードが必要になる様な本格的なパソコンを使用する理由は様々だと思いますが、大きく分けて以下の目的が多いと思います。
- パソコンゲームを主な目的とするゲーム用PC
- 動画編集やデザイン系制作を主な目的とするPC
その中でも今回は「動画編集」を目的としたデスクトップタイプのBTOパソコンを検証したいと思います。

そういった経験から動画編集用のパソコンについて掘り下げてみたいと思います。
この記事で分かる事
- 動画編集パソコンを買う際に気を付ける事
- 動画編集に適したパソコンパーツ
- BTOパソコンのメリット・デメリット
- おすすめBTOパソコン
- おすすめBTOショップ
目次
動画編集パソコンを買う際に気を付けること
動画編集と言っても、実はその使い方は多岐にわたります。主にどういった編集用途でパソコンを新調したいのか、そこをしっかり考えておくことが重要になります。
動画編集の具体的な内容
主な編集内容を以下の様に分類して考えてみましょう。
◆カット編集
映像の必要な部分を抜きだしたり、繋ぎ合わせたりする編集を指します。
テレビ録画した映像からCMだけを削除して繋ぎ合わせたり、運動会の映像からお子さんが映っているシーンだけを抜粋して繋ぎ合わせる編集などがこれです。
◆エフェクト・フィルター処理
映像にエフェクトやフィルターを施す処理の事を指します。
映像に別の映像を合成したり、レトロ風の画像処理を施すなど、元の映像から違うテイストの映像に演出する処理です。
◆カラーコレクション・カラーグレーディング
これもエフェクトの一つとも言えますが、映像の色彩調整の処理を指します。
トーンや色味を調整する事で、自分好みのシーン演出が出来ます。HDR(High Dynamic Range)とSDR(Standard Dynamic Range)の変換時にもカラーグレーディングをした方が仕上がりが良くなります。
◆3D処理
3DCGや3Dモデリングなどの処理を指します。
動画編集ではありませんが、3DCADなどもパソコン内では似た処理がなされています。
◆エンコード
ファイルを変換する処理を指します。
ファイルコーデックやフレームレート、解像度などの変更時も基本的にはエンコードする必要が生じます。上で書かれている様な編集後も、ファイルを出力する際にエンコードされます。
動画編集に必要なパソコンのスペック
先で分類した編集内容に応じて、必要なパソコンスペックが変わります。
あまりにも貧弱なスペックのパソコンでは、動画編集ソフトがまともに動かなかったり、必要な色が表現されなかったりしますので、パソコンのスペックはとても重要になります。
とは言え、カット編集の為だけに私財を総動員して超高級なパソコンを購入していてはもったいないです。自分の目的に応じて必要なパーツを選択して最適なスペックのパソコンを選べる様になりましょう。
CPU
パソコンの頭脳とも言えるパーツで、総じて言えば、CPUのスペックが高い方が動画編集もサクサク高速に動く様になります。
動画編集を考えた場合、クロック周波数だけでなく、コア数が多いものを選びましょう。
CPUが”効く”編集処理
- 動画編集作業(タイムライン上で行う様々な作業自体)
- エンコード処理
※CPUスペックはそのほかの作業にも影響がありますが、大きく影響する作業をあえて選んだ場合です
CPUにはIntel製とAMD製があります。コンシューマー向け動画編集用CPUで考えた場合、Intel製は「Core i」シリーズ、AMD製は「Ryzen」シリーズが対象となります。2021年4月現在では、AMDのCPUの性能の方がIntelよりも若干上ですが(大雑把に見た場合です)、お使いの動画編集ソフトの仕様によってIntel製とAMD製とでパフォーマンスが変わる可能性もありますので、一概にAMD製のRyzenがベストチョイスとは言えない部分もあります。

初心者にIntelを薦めるワケ
Intel製のCPUで動作検証をしている動画編集ソフトが多い
内蔵GPUを利用して処理するソフトもあるので、IntelのGPU内蔵タイプのCPUをお薦めしたい(AMDはGPU内蔵CPUのラインナップが少ない)
エンコードはAMDが強いが、タイムライン表示はIntelが強いケースもある
メモリー
パソコンが処理をする際に、一時的に記録するための領域になります。メモリーが少ない=一時的に記録する領域が狭いと、処理が遅くなったり、場合によっては処理が出来ずソフトがダウンしてしまう場合もあります。
動画編集作業では大きなデータの一時記録処理が行われますので、メモリーのサイズも大きくした方が高速な作業を実現してくれます。
メモリーが”効く”編集処理
- 動画編集作業(タイムライン上で行う様々な作業自体)
- エフェクト・フィルター処理
- カラーコレクション・カラーグレーディング
- 3D処理
※メモリの使用量はソフトによって大きく変わりますので、参考程度にご覧ください。
動画編集ソフトと同時に画像編集ソフトを立ち上げて処理するなど、並行作業が多い方も大容量のメモリーを搭載すると効果が大きいでしょう。
以上を踏まえまして、動画編集を目的とする場合は最低でも16GB、4K映像やエフェクト、画像処理もガンガンする方は32GB以上のメモリーを目安に検討してみてください。
ストレージ
ストレージとはハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)の事を指します。HDDの方が読み書きの速度は遅いですが、容量単価は安く、SSDは読み書きの速度は速いですが、容量単価が高いです。
4Kや低圧縮動画等を扱う場合は特に、SSDだけで構成したいところですが、大容量のSSDを沢山使用するとコストもとても大きくなってしまいます。
ですので、予算の許す範囲でSSDとHDDをうまく組み合わせてハイブリッド構成で利用することをお薦めします。
GPU
主に画像処理を得意とするパーツで、グラフィックボードに搭載されたり、CPUに内蔵されるケースがほとんどです。
最近のCPUにはGPU(グラフィックボードと同じ機能)を搭載した物も多く、GPUを内蔵するCPUの場合はグラフィックボードを別途用意しなくても動きますが、本格的な動画編集を考えた場合はグラフィックボードを別に用意しましょう。
GPUが”効く”編集処理
- 動画編集作業(タイムライン上で行う様々な作業自体)
- エフェクト・フィルター処理
- カラーコレクション・カラーグレーディング
- 3D処理
- エンコード処理(後述)
※GPUが”効く”かどうかは、動画編集ソフトに依存します。
NVIDIAとAMD
グラフィックボードはNVIDIAとAMDの2社の製品が市場を占めていますが、動画編集用途で限って言いますと、NVIDIAに分があります。
AMD製のグラフィックボードのスペックも優秀ですが、NVIDIA製のボードの方が安定しており、またNVIDIA製のグラフィックボードで開発・検証している動画編集ソフトが多いという点を見ても、初心者の方は特にNVIDIA製グラフィックボードから選ぶ方が安心です。
GeForceとQuadro
NVIDIA製のグラフィックボードにはGeForceシリーズとQuadroシリーズとがあります。
簡単に言いますと、GeForceはDirectXやOpenCLの処理が、QuadroはOpenGLの処理が得意という特徴があります。また取り扱える色の数もGeForceは8bit(約1677万色)、Quadroは10bit(10億色以上)と大きく違います。プロのグラフィックデザイナーの方はQuadroを使うケースが多いです。
ただし、QuadroはOpenGL以外には弱い傾向にありますので、OpenGLに特化したソフト以外の場合は、高価なQuadroを使用してもでもGeForceのパフォーマンスに劣ってしまいますので注意が必要です。お使いのソフトがOpenGLを主に使うソフトの場合はQuadroを、それ以外の場合はGeForceを選びましょう。
初心者の方やコストパフォーマンス重視の方は汎用性の高いGeForceを選ぶと良いでしょう。
ゲーミングPCはゲームだけ?
BTOパソコンを扱うショップは「ゲーミングPC」と「クリエイターPC」と分けている場合が多いですが、”ゲーミングPC=GeForce搭載機種”、”クリエイターPC=Quadro搭載機種”と分けているショップが多いです。
確かに3D系のソフトはOpenGLを利用するソフトが多いですし、グラフィックデザイナーはQuadroを使用するため、クリエイターPC=Quadro搭載機種というのも間違ってはいませんが、ゲームをする為のPCか、クリエイターとして使用するPCかで選ぶのは絶対にやめましょう。
必ずBTOパソコンがGeForceを搭載しているか、Quadroを搭載しているか、はたまたAMD製のRadeonを搭載しているかを確認した上で、ご自身が使用したいソフトにどれが適しているかで選ぶようにしましょう。
グラフィックボードによるエンコード
エンコードやレンダリングを処理する基本パーツはCPUです。クロック数が高く、コア数の多いCPUを選ぶのが基本となります。
しかしGPUハードウェアアクセラレーションを利用して、エンコードやデコードをGPU側に任せる事で処理速度をグッと縮めることも出来ます。
◆QSV(Quick Sync Video)
IntelのCPUに内蔵されているGPUを使用してエンコード・デコードする技術です。
エンコードできるコーデックはCPU次第ですが、第7世代のCore iシリーズ以降であればH.265(HEVC)にも対応していますので、新しめのCore iシリーズを選択しておけば、業務用途でもない限り困る事はないでしょう。
◆NVIDIA NVENC
NVIDIA製のグラフィックボードについているGPUを使用してエンコードする技術です。
選択するグラフィックボードによって出力できるコーデック、色空間、解像度などが変わりますので、ご自身が希望する出力ファイルに応じてグラフィックボードを選択しましょう。
今から購入する場合は、Turingアーキテクチャを採用しているGTX1660シリーズ以上のグラフィックボードを選択する事をお勧めします。
また、NVIDIA製グラフィックボードのGPUにはNVDECやCUDAと呼ばれるデコード技術もあり、対応しているソフトも多いです。レンダリングやタイムラインによる編集処理、フィルタリング処理等に効力を発揮します。
◆AMD VCE(Video Coding Engine)
NVIDIA同様にAMDもGPUによるエンコード技術を提供しています。
なぜかNVENCほど話題になりませんが、AdobeのPremiereやMedia EncoderがRadeonのGPUによるハードウェアエンコードに対応したことで利用者も増えてきています。
Question

結局どれがいいの?
Answer
【画質優先の人】
CPUを利用したソフトウェアによるエンコードに分があります。出力ファイルの詳細な設定も出来ますし、TMPGEnc Video Mastering Works 7などに搭載されているx264やx265などの優秀なエンコーダーを利用してエンコードした画質が一番綺麗になるでしょう。
【処理速度優先の人】
GPUによるエンコードの方が圧倒的に早く処理できます。きちんと技術革新を進めているという面から見ても、NVENC(NVIDIA製グラフィックボードを利用)を推奨しておきます。
配信をしている人や、画質よりも処理速度を重視したい人は是非GPUエンコードを検討してみてください。

ただし低ビットレート(高圧縮)の場合は画質の破綻も目立ちますので、用途によってGPUエンコードとソフトによるエンコードを使い分けるのが良いでしょう。
エンコード重視の方はTMPGEnc Video Mastering Works 7で決まり!
上でご紹介しました、QSV・NVENC・VCEのGPUエンコードにも、x264やx265によるソフトウェアエンコードにもすべて対応したエンコードソフトがTMPGEnc Video Mastering Works 7です。
初心者の方からベテランの方にまで広くお勧めできるエンコードソフトです。
TMPGEnc Video Mastering Worksを詳しく解説!
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ペガシスソフト【TVMW7/TMSR6/TAW6】を優しく解説
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◆TMPGEnc Video Mastering Works 7
ダウンロード版は安価でお得です。
パッケージ版はユーザーズガイドが付属しますので、操作にも動画の勉強にも便利です。
BTOパソコンのメリット・デメリット
動画編集のためのパソコンパーツについてご説明したところで、具体的なBTOパソコンをご紹介しようと思いますが、その前に、BTOパソコンのメリット・デメリットにも触れておきます。
BTOパソコンのメリット
冒頭でも触れましたが、BTOパソコンは初心者からベテランまで幅広く利用できる便利なパソコンだと思います。
BTOパソコンのメリット
- 組み立て要らずですぐに使える
- 大手メーカー製のパソコンより安い
- 自作の様に相性問題を気にしなくていい
- 自分好みにカスタマイズも出来る
- 保証も充実
- グラフィックボードの供給もある(2021年4月現在)
不要なソフトが入っていませんので大手メーカーより圧倒的に安く、高スペックのパソコンが手に入ります。
プロのショップが最適化した構成でBTOパソコンを作ってくれていますので、それだけでも十分使い勝手のいいパソコンになっていますが、さらに自分好みのカスタマイズが出来るのもBTOパソコンの大きな魅力です。自作の様に相性問題に悩まされることも減りますので、とにかく安心して高スペックパソコンを安く手に入れらるのがBTOパソコンのメリットです。
BTOパソコンのデメリット
もちろん、BTOパソコンにもデメリットもありますので、しっかりと理解した上で利用しましょう。
BTOパソコンのデメリット
- 自作よりも高額になる事もある
- 完全に自分好みのカスタマイズが出来ない事もある
- パーツを増設すると保証対象外になる店もある
自分で全てのパーツを最安値で購入した場合は、BTOよりも安く購入できる事も多いです。しかし、ショップはパーツを大量購入する事で安く入手してBTOパソコンを作っていますので、時としてBTOの方が安い事も多々あります。購入して組み立てる手間とリスクと、BTOパソコンの費用とをきちんと天秤にかけて選ぶようにしましょう。
また、カスタマイズできるとは言え限界があるのも事実です。マザーボードやパソコンのケースまで自由に選べる店は多くなく、ある程度はショップに決められた選択肢の中から選ぶ必要がありますので、そこは自作よりも自由度は下がるでしょう。
また、意外と盲点ですが、購入したBTOパソコンにパーツを増設した時点で、保証の対象外となるショップもあります。増設を予定している場合は、必ず購入前に保証規約を理解して購入する様にしましょう。
2021年4月に買える 動画編集向きBTOパソコン
先にも触れました様に、BTOパソコンは自分でカスタマイズできるのが大きな魅力の一つです。ですのでご自身の予算内でカスタマイズするのが一番ですが、ここではカスタマイズせずに買っても動画編集に適した構成になっているBTOパソコンをいくつかご紹介します。
グラフィックボードの不足は深刻ですので、品切れショップも続出していますが、まだまだ買えるパソコンをチョイスしてみました!
カスタマイズせずに「SSD+HDD」というストレージ構成になっている製品を選んでいるのもポイントです。
※僕自身が欲しいと思える商品を選んでいますが、購入に関しましては自己責任でお願いいたします。
GeForce搭載モデル
GeForce搭載モデルです。DirectXやOpenCL処理がメインなソフトを使う方はこちらです。ざっくり言うと3D系ソフト以外はこちらでしょうかね。
税抜15万円以下のおすすめモデル
エントリーモデルではありますが、GeForceのGTX 1660以上のグラフィックボードを載せた製品から選んでいますので、十分戦力のあるパソコンだと思います。
◆LEVEL-R049-iX7-RJSH-FB
スペック
OS:Windows 10 64bit Home
CPU:Core i7-10700
メモリー:16GB
ストレージ:SSD480GB+HDD2TB
グラフィックボード:GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6
★つい最近、IntelがCPUを発売しましたので、最新CPUではありませんが、Intelの上位モデルCPUで十分高性能です。
Turingアーキテクチャを採用したGeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6を搭載していますので、GPUによるエンコードも、Intel製CPUによるQSVエンコードも、もちろんCPUによるTMPGEnc Video Mastering Works 7等によるエンコードも全てこなせる万能タイプ。
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◆LEVEL-M0B5-R53-RBXH
スペック
OS:Windows 10 64bit Home
CPU:Ryzen 5 3600
メモリー:16GB
ストレージ:SSD500GB+HDD2TB
グラフィックボード:GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
★AMD製のCPU Ryzen 5 3600を搭載したモデル。CPUのスペックでは上のCore i7-10700には劣りますが、グラフィックボードはVRAMが12GBで話題のGeForce RTX 3060 12GB GDDR6を搭載。
GeForce RTX 3060はGTX 1660 SUPERよりも上位製品ですので、GPUによるエンコードやGPUを活かした動画編集を目的とした人にはこちらの方が最適かも知れません。
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税抜15万円~25万円以下のモデル
税抜価格15万円~25万円以下から選んでみました。4K映像を扱ったり、エフェクトやフィルターを多用する方はこちらがおすすめです。
◆ZEFT Gaming PC ZEFT G21A
スペック
OS:Windows 10 64bit Home
CPU:Core i7-11700K
メモリー:32GB
ストレージ:SSD500GB+HDD1TB
グラフィックボード:GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
★Intel製最新CPU(第11世代)Core i7を搭載したハイスペックモデル。メモリーも32GBと、重い動画編集作業にも耐えうるレベルのものになっています。
グラフィックボードは、こちらも話題のGeForce RTX 3060を搭載。ハイエンド!とまではいきませんが、それでも贅沢なスペックでしょう。
◆FRONTIER FRGAH470F/SG2
スペック
OS:Windows 10 64bit Home
CPU:Core i9-10900F
メモリー:32GB
ストレージ:SSD1TB+HDD2TB
グラフィックボード:GeForce RTX 3070 8GB GDDR6
★最新ではないながらも、Intelの上位クラスのCPUであるCore i9を搭載。メモリも32GB、SSDも1TBと贅沢な仕様。
グラフィックボードもGeForce RTX 3070と、この価格帯では満足のいくスペックでしょう。

Quadro搭載モデル
3DCGやグラフィックデザイナー向けの、Quadroを搭載したBTOパソコンもご紹介します。口酸っぱく言いますが、OpenGLを利用するソフトを使う人が検討しましょう。
◆FRONTIER FRGBX5709/CR
スペック
OS:Windows 10 64bit Home
CPU:AMD Ryzen 9 5900X
メモリー:32GB
ストレージ:SSD1TB+HDD2TB
グラフィックボード:Quadro RTX 4000
★AMDの上位モデルCPUであるRyzen 9 5900Xと、グラフィックボードにはこれまたQuadroの上位モデルRTX 4000を搭載したBTOパソコンです。
GeForceのモデルより高額になりますが、このスペックならこの値段も納得です。
おすすめBTOショップ
最後におすすめのBTOショップをいくつかご紹介しておきます。
FRONTIER
目的や価格に応じてバランスよく製品を取り扱っていますし、目的別に検索できる様にもなっていますので、初心者の方も安心です。
価格も安く、僕もBTOショップとしては一番利用した店だと思います。
VSPEC
フルカスタマイズと言ってもいいほど、多くの製品から選択してBTOパソコンを組み上げられるのが魅力のお店です。
PCケースの選択肢も多く、BTOパソコンのデザインにもこだわりたい人におすすめ。
パソコンショップSEVEN
こちらもフルカスタマイズレベルで選択できるショップです。PCケースの数もとても多く、見た目も中身もこだわったBTOパソコンを作る事ができます。
キャンペーンや日替わりセールもありますので、こまめに覗いた方がお得に買えるチャンスがあるかも!?
STORM
こちらも豊富なカスタマイズが可能なBTOショップです。
ゲーミングPCやクリエイターPCだけでなく、省スペースPCやスタンダードPCの商品も豊富ですので、グラフィックボードが不要な方も満足できるBTOパソコンに出会えるでしょう。
Sycom
品質にこだわっているショップですので、安心して購入する事が出来ます。
また最近は水冷パソコンに力を入れており、CPUやGPUを水で冷やす(ラジエター)BTOが豊富です。水冷を考えている人は任せてみてもいいですね。
パソコン工房
BTOパソコンに限らず、メジャーなパソコンショップです。
全国に実店舗が存在していますので、条件次第では実店舗でのサポートも受けられますので、BTOパソコンに不安がある方も安心して購入できます。
BTOパソコンで快適な動画編集ライフを送りましょう!